盗聴器があることは確実なんだけれど、どこにあるのかまではわからない、もしくは勝手に取り除くのが怖い。 とはいえ、盗聴器をそのままにしておくのは嫌だ、という場合には、応急処置として幾つかの対策があります。 1:他の音で誤魔化す 盗聴器のマイクが自分の声を拾わなければ、いくら盗聴器を仕掛けられたとしても問題はありません。しかし、家の中で一切音を立てずに暮らすのは難しいでしょう。 その場合は、盗聴器があると思われる場所、もしくは部屋全体で他に大きな音を出しておけば良いのです。 例えば、好きなCDやラジオ、テレビのボリュームを少し大きめにしておくと、大分声が聞き取りにくいはずです。 しかし、集合住宅ではなかなか難しい対策です。近隣の方に迷惑が掛かります。 2;重要な事は話さない 盗聴で怖いのは、自分の個人情報、例えば翌日の予定や、口座番号や知り合いの氏名などが盗聴犯に盗み聞きされること。 それを避けるには、そうした重要な事を口頭で話さないことで防ぐ事もできます。 少し面倒ですが、メールやLineなど、文字による連絡を心がけると良いかもしれません。 3:その場を離れる どうしても盗聴器がある事に耐えられないという場合は、いっそその場を離れてしまいましょう。近くにご実家やお知り合いの家、マンスリーマンションなどがあれば、一時的にそこに身を寄せて、盗聴器の撤去が終わるまでは避難する事もご検討ください。精神的にも、知った人と一緒というのは心が落ち着きます。ただし、盗聴器を設置したのが、もしそうした知り合いやご親族ということが考えられる時は、やはり一人で暮らせるマンスリーマンションなどがオススメかもしれません。 ここで上げた対策はあくまでも一例ですが、その他にも様々な対策があるので、急場しのぎにはなりますが、調べてみると良いかもしれません。